概要
bash のコマンド履歴を検索して利用する方法。
追記
- 2019.4.26 カーソルキーキーの上下で検索する方法を追加
手順
Ctrl+r を使う方法
Ctrl+r で検索モードへ。
(reverse-i-search)`':
ここで文字を入力することで、コマンド履歴からインクリメンタルサーチされる。
さらに Ctrl+r で次候補、 Ctrl-s で前候補を表示出来る。
目的のコマンドが見つかったら、ENTER で実行、左右のカーソルキー ESC でコマンドが入力された状態へ。
Ctrl+s の無効化
デフォルトでは Ctrl+s はスクリーンロック機能 (解除は Ctrl+q) に割り当てられていて、前候補の表示が出来ない。
以下のコマンドでその割り当てを無効にすることで、前候補が表示可能になる。
$ stty stop undef
上記コマンドを .bashrc に記述することで、シェル起動時に実行されるので、毎回入力する必要がなくなる。
カーソルキーを使う方法
~/.bashrc に以下の2行を追加することで、次回ログインから有効化される。
bind '"\e[A": history-search-backward' bind '"\e[B": history-search-forward'
以下のコマンドで即有効化。
$ source .bashrc
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