概要
Raspbian では cron のログはデフォルトで /var/log/syslog に一緒に出力される。
単独出力するには rsyslog の設定を変更する必要がある。
環境
- Raspberry Pi 3
- Raspbian Stretch
手順
/etc/rsyslog.conf の修正
/etc/rsyslog.conf の以下の行をアンコメント(先頭の # を削除) する。
cron.* /var/log/cron.log
rsyslog の再起動
rsyslog を再起動し、設定を反映する。
$ sudo systemctl restart rsyslog
確認
ログは /var/log/cron.log に出力される。
$ tail /var/log/cron.log
補足
ログレベルの変更
ログレベルを変更するには /etc/default/cron ファイルに以下の行を追加する。
EXTRA_OPTS='-L 15'
数値の意味は以下を足したもの。
なので 15 が全て、開始と終了なら 3 となる。
# 0 no logging (errors are logged regardless) # 1 log start of jobs # 2 log end of jobs # 4 log jobs with exit status != 0 # 8 log the process identifier of child process (in all logs)
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